ご依頼機関 | 業務用水産物卸 永和商事株式会社様 | ||
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各企業がバブル崩壊、リーマンショックの様な大不況が起ころうとは誰も予想しなかった事であろうと思います。昨今の不況の中、水産業界も衰退傾向に歯止めがかからず、売上の増加、顧客の取り込みを日々悩んでおりました。 弊社はオリジナル性を明確に打ち出せるメーカーではなく、卸業を生業とする問屋的なポジションでありますので、他社と比較とした場合に会社の良さをアピールしにくい会社であります。「良いものをより安く、お客様目線で」 と考えるという事はどこの会社でも行っている事ですので、さらにもう一つ大きなビジョンの必要性を感じ、零細企業としてどのような方針、方向性が必要なのか経営者の端くれとして書店に並んでいる成功法則云々の書物や、世界的大ベストセラーの書物も読みました。しかし読むだけでそれを実際の業務に実践していくのは自分では難しいと感じておりました。 訪問初日に驚いた事は「外国人実習生が大きな声で挨拶ができている」という事です。私は現在の会社(永和商事)を起業する前に8年間程、商社に勤めておりましたし、実際に千葉県で外国人実習生とも仕事をした事がありますので、外国人の特性が多少でも分かっているつもりでしたが、日本人より礼儀正しい行為に今までのイメージは何だったのか!?と衝撃でした。 いざ取り組む際に面談では、今後の企業の在り方としては人間力を高める事、基本となる土台をしっかりと構築する事が大切であることを聞かされました。 ■当時の具体的な悩みは ① 社長である私が会社の仕事の70%を抱え新しい展開が出来なかった。 ■研修後の効果 ① 消極的なスタッフは挨拶の声も大きくなり、積極性が出てきたように感じております。今までは、あまり意見も言わず、悪い報告も遅くなってするようなタイプでしたが、ミスの報告もタイムリーに出来るようになりました。 又、事務スタッフの一人は回りのスタッフの仕事のフォローが出来るようになり、今まではあまり人の意見を聞くようなタイプではなかったのですが、考え方の幅が広がったような感じがします。 ②会社の成長に一番影響するのは今ではトップの器量ではないかと感じております。特に創業者タイプは強い信念をもっている人が多いのですが、これだけではある程度までの成長しか望めないのではと思います。私もスタッフが思ったように働かないとか不満があったのですが、一番問題なのは自分自身では?と段々と気づくようになりました。 その後も、毎週行っている呼吸法に参加してリフレッシュしたり、その都度にスタッフもフォロー研修をお願いしております。人間ってこんなに変われるのかと思うほど変化があります。そのためにも社員はそうですが、上司や経営者であるトップの考え方の変化が重要と思います。 ======== 永和商事様が運営するインターネットサイト |