カリキュラム概要
CURRICULUM OVERVIEW
「お天道様の教え」を知る。
かつて日本人の心にあった「お天道様の教え」という倫理観に、もう一度スポットライトをあて、お陰様という心と、思いやりの実例を、毎日午前中の講義で教えます。
思いやり十ヶ条を基本方針として、外国人技能実習生が学習するべきことがらを13の科目に分けて、分かりやすく講習します。
結果として、例えば布団は素早く、美しく畳んで戻す。トイレの履物は次の人の事を考えて揃える。掃除は見落としがちな場所に気づくこと。また挨拶は臨機応変にきちんとできる。使ったものは元の場所へ元の状態できちんと戻す。ゴミは正しく区分けし、リサイクルに協力するなど。
また、寮における水道光熱費への意識づけに対しても大変効果があります。
生活講習の13科目
13 SUBJECTS
- 01挨拶
- 自分から元気に挨拶します。さまざまなシチュエーションでの挨拶の仕方。
- 02掃除
- 片付け、道具の手入れなど掃除の仕方と、その意味や効果を学びます。
- 03ゴミの分別
- 分け方(油は?生ゴミは?)を学びます。
- 04寝具
- 洗う、干す、たたむなど洗濯の仕方を学びます。
- 05台所の衛生
- 台所の衛生管理を学びます。
- 06健康管理
- 食事、歯磨き、爪など、健康管理を学びます。
- 07買い物
- 外出届、万引きをするとどうなるか、固まってお店に行かない、道路、命を守る。
- 08パソコン・携帯電話
- 適切な使用方法を学びます。
- 09失踪
- 失踪するとどうなるか。さまざまな事例を通して理解を深めます。
- 10報告・連絡・相談・確認
- いわゆる「報連相(ほうれんそう)」と、確認の大切さを学びます。
- 11Plan Do Check
- 時間は命です。「Plan(計画)」「Do(実行)」「Check(評価)」を学びます。
- 12お蔭様
- 助けること、生かされていること、すべてに支えられているお陰様があることを学びます。
- 13思いやり
- 日本企業における「お客様目線」の基礎となる日本の象徴「思いやりの精神」を身に付けます。